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　以前、「バイトの時給が増えるより、ブログのアクセス数が増える方がうれしい」と言っている若者がいて、何か納得しましたね。

　私も、例えば職場で100万円のボーナスをもらうのと、「小説家になろう」で1か月トップテンに入るのと、どちらがうれしいかと問われたら、後者ですから。
（今、お金に余裕があるせいもあるのでしょうけどね。）

　だからといって、職場の後輩とか、行きつけのお店の従業員とか、自分よりちょっと弱い立場の人に私のネット小説を教えて、無理して義理で読んでもらうのは、何か違うし、つらいしね。
　やっぱり、見たい人が自由に見るからこそ、価値があるわけですよね。それはお金じゃ買えないし、強制もできない。

　逆に考えると、実生活では経済的に楽じゃないけど、ブログやネット小説のアクセス数は物すごくて、それで幸せのバランスが取れている方々も、いらっしゃるのかもしれません。

　言うまでもなく、全体を見れば、世の中そう単純じゃないのは分かっていますけど。